耳を澄ませば、秋ならではの虫の声が心地よい響きとなり、季節の移ろいをそっと告げてくれているようです。

ここ福岡も、やっと心地よい秋風が感じられるようになりました。
夜の時間がゆっくりと長く感じられる「秋の夜長」。
耳を澄ませば、秋ならではの虫の声が心地よい響きとなり、季節の移ろいをそっと告げてくれているようです。

この虫たちの鳴き声は、気温に左右されるそうで、暑さが残るうちはテンポが速めですが、
気温が落ち着いてくると、だんだんとゆるやかで落ち着いた響きに変わっていきます。
虫たち自身も涼しくなると気持ちが穏やかになり、優しい声を届けてくれているかのようです。
秋の夜長に、虫の音色に耳を傾ければ、自然と心も落ち着き、ほっと一息つける時間になりそうです。

どうぞ、季節の変わり目ですので、体調にお気をつけいただきながら、秋の夜長を楽しみ、実り豊かな秋をお過ごしください。

旬の健康食材

さつまいも

秋の味覚として親しまれているさつまいも。
日本では江戸時代に栽培が始まり、やせた土地でも育ちやすいので、飢饉には多くの人を救いました。ビタミンB1、C、Eや食物繊維が豊富。

特にビタミンCは、さつまいも1本でリンゴの4倍以上を含み、肌のハリを保ちシミを防いでくれるので、女性にうれしい健康食材野菜です。
皮の部分が特に栄養価が高いので、皮ごと利用するのがおすすめです。

注目の栄養素
でんぷん、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維

【選び方】
皮の色が鮮やかでハリがあり、ふっくらしているものを。
傷や黒ずみがなく、ひげ根が少なく均等にあるものがおすすめ。

体が喜ぶプチ健康法

気象病のお悩みに耳マッサージ

秋は気圧や気温の変化が大きく、「頭痛」「めまい」「だるさ」など、「気象病」の症状に悩まされる方が増える時期です。
これは自律神経のバランスが乱れることが大きな原因といわれています。
そんなときに取り入れたいのが 耳のマッサージ。

耳には自律神経と深く関わるツボが多く集まっており、やさしく刺激することで血流がよくなり、リラックス効果や不調の緩和が期待できます。
天気の変化で体調が揺らぎやすい季節に、気軽にできるセルフケアとしておすすめです。

【1】耳全体をほぐす
両手で耳を軽くつまみ、
上下・横にやさしく引っ張って耳全体を温めます。

【2】耳のふちをくるくる回す
親指と人差し指で耳のふちをはさみ、小さな円を描くように耳全体を
「くるくる」と後ろ方向に回しながらマッサージします

【3】耳全体を回す
手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回す

【4】仕上げに耳を温める
両手で耳を包み、じんわりと温めてリラックス。深呼吸を合わせるとより効果的です。

【ホットタオルで耳を温めるのもオススメ】
耳の周りの血行が悪くなると、気象病が発生しやすくなります。
耳にホットタオルや温かいペットボトルを両耳に当てるのもオススメです

知ってトクトク豆知識ローヤルゼリーの栄養

40種類以上の栄養が含まれるローヤルゼリー。このコーナーでは、その栄養の働きをご紹介します♪

アミノ酸アラニン

●肝機能の強化  ●持久力を高める効果 ●美肌をサポート

アラニンはアミノ酸の一種で、肝臓の働きを助け、アルコール分解の促進に大きな役割もちます
肝臓でのアルコール分解の効率を上げ、二日酔いの回復にも役立ちます。
また運動時のエネルギー源であるグルコースを作る働きがあり、持久力を高めるめます。
肌の水分を保ちダメージを抑えてくれますので、肌のハリや潤いにも効果的です

山本のこころはずむひとり言

私にとって秋になると心をくすぐる懐かしい香りがあります。
それは、甘くやさしく漂う金木犀。幼いころ住んでいた家の庭に金木犀の木があったからでしょうか。父と無邪気に遊んだ楽しいひとときを思いだします。
人の記憶は音や映像よりも「匂い」と強く結びついているのだそうです。

これを「プルースト効果」と呼び、フランスの文豪マルセル・プルーストが小説で紅茶に浸したマドレーヌの香りをきっかけに幼少期の記憶を思い出す描写に由来しているのだそう。
皆さんも、ある香りが心のアルバムを開いてくれる瞬間を体験したことがあるのではないでしょうか。

秋は金木犀だけでなく、栗や焼き芋、サンマの香ばしい匂いなど、思わずお腹が鳴ってしまう香りもいっぱいです。食べる前にまず香りで秋を楽しむ。そんなひとときも、この季節ならではの贅沢かもしれません。

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