残暑の厳しい日々が続きますが、暦のうえでは秋の訪れを迎える頃となりました

残暑の厳しい日々が続きますが、暦のうえでは秋の訪れを迎える頃となりました

9月9日は、五節句のひとつ「重陽の節句」、別名「菊の節句」です。

奇数は縁起のよい「陽の数」とされ、とくに一番大きな数の「九」が重なるこの日は「重陽」と呼ばれ、
古くから長寿や健康を願う日とされてきました。
平安時代から貴族は菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒をいただいて邪気を払い、無病息災を祈ったそうです。

その後、江戸時代には幕府によって五節句のひとつとして祝日とされ、庶民の間にも広まっていきました。
現代ではあまり耳にする機会も少なくなりましたが、「健やかに過ごしたい」という願いは今も変わりませんね。

くれぐれも残暑に気をつけて、心と体をやさしくいたわってお過ごしください。

旬の健康食材

いちじく【無花果】

「不老不死の果物」とも呼ばれるいちじくは、聖書にも登場するほど古くから栽培されている果物。
漢字で「無花果」と書くため花がないと思われがちですが、実の中に花をつけ、外側から花が見えないことから、「無花果」という漢字が当てられたそうです。
食物繊維のペクチンが豊富なので、整腸作用や美肌効果もあります。また「フィシン」などの酵素を含み消化を促進しますので食後のデザートにもってこいです。

注目の栄養素
食物繊維、フィシン

【選び方】
ふっくらとして丸みがあり、皮に傷のないものを選びましょう。
おしりが開いてきたら完熟したしるしで、大きく割れているものは避けましょう。

体が喜ぶプチ健康法

口や舌の筋肉を鍛えよう

「パ・タ・カ・ラ体操」

食べる・飲み込む・話す。毎日の暮らしに欠かせない「お口の働き」は、年齢とともに少しずつ衰えてしまいます。
声に出して「パ・タ・カ・ラ」と発音するだけで、口や舌の筋肉をしっかり鍛えることができ、誤嚥予防や滑舌の改善にもつながります。
ぜひトライしてみてくださいね

【パ】唇をしっかり閉じて、強く「パッ」と発音
唇の筋肉(口輪筋)を鍛えます

【タ】舌の先を上の歯ぐき(上あごの裏)につけて「タッ」と発音。
舌の前方の動きを鍛えます

【カ】舌の奥を上あごにしっかりつけて「カッ」と発音
舌の奥の力をつけ、飲み込みに役立ちます

【ラ】舌を丸めて上あごに当てるように「ラッ」と発音。
全体の柔軟性を高め、滑舌改善につながります

●「パ・タ・カ・ラ」を1セットとして、ゆっくり10回 × 1日2~3回
●無理のない範囲で、はっきり大きな声で行うのがポイントです。

<応用編>
「パパパ…」「タタタ…」のように同じ音を連続で発音する。
「パタカラ」を 早口言葉のように繰り返す。

食事前に行うことで、 むせにくくなる・飲み込みやすくなる といわれています

知ってトクトク豆知識ローヤルゼリーの栄養

40種類以上の栄養が含まれるローヤルゼリー。このコーナーでは、その栄養の働きをご紹介します♪

アミノ酸 プロリン

●関節痛を緩和する働き ●美肌をサポート ●ダイエットをサポート

プロリンはアミノ酸の一種で、コラーゲンの合成を促進する主要な成分です。関節痛の原因のひとつに軟骨がすり減って起こりますが、
プロリンには軟骨の構成成分コラーゲン生成を高める働きがあり、関節痛を和らげる効果があるといわれています。

また、紫外線などでダメージを受けた肌のコラーゲン再生に一役買い、シミやシワを防ぎハリを保つことが期待できるうれしい成分です。肌荒れにもオススメです

山本のこころはずむひとり言

ここ数年は配信サービスで映画を観ることが多く、映画館から遠ざかっていた私。
知人から「『国宝』は絶対に映画館で観た方がいい」と強くすすめられ、久しぶりに劇場へ足を運ぶことに。大きな映像と全身に響く音に包まれる感覚は、やはり特別で、家では絶対に味わえないものですね。

何より心を揺さぶられたのは、役者たちの圧巻の演技です。表情や声の抑揚、沈黙の間にさえ熱がこもり、物語にぐいぐい引き込まれていきました。
上映時間は3時間と聞いて、正直少し身構えていたのですが、そんな心配は無用であっという間。しかも買ったポップコーンを食べる暇もないほど、国宝の世界に浸ってしまいました。
配信の手軽さも便利ですが、「映画館で観ること」自体がひとつの体験なんだと改めて感じました。

他の作品も、また映画館で観たい。そんな気持ちにさせてくれる一本でした!

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