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6.142018
ローヤルゼリーの成分・栄養素、必須アミノ酸のヒスチジンとは?
ヒスチジンという栄養素についてご存知でしょうか?
ヒスチジンとは9種類の必須アミノ酸のひとつで、体のたんぱく質の組み立てに必要不可欠なアミノ酸の一種です。
必須アミノ酸とは
バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、トレオニン(スレオニン)、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、トリプトファンの9種類あり、体内で合成されにくいため、食事から摂取しなければならないアミノ酸です。
ヒスチジンは、子どもは十分に合成きず、大人になってから体内で合成することのできる必須アミノ酸です。疲労感の軽減、頭の冴えや注意力の向上に役立つとされています。
ローヤルゼリーには体が必要とする9種類の必須アミノ酸のほか、15種類のその他のアミノ酸も豊富に含まれています。
ローヤルゼリーのタンパク質のアミノ酸スコア(必須アミノ酸の含有バランスの指標)は、最高値の100 。ビタミン・ミネラル類なども含有され、様々な栄養を含んでいます。
ここでは、肌の抗酸化、ストレスの軽減、食欲の抑制、疲労感の軽減、頭の冴えや注意力の向上に役立つヒスチジンについてまとめました。
ヒスチジンとは
ヒスチジンとは、必須アミノ酸のひとつですが、必須アミノ酸の中で唯一体内で合成できる必須アミノ酸です。
ヒスチジンは、特に乳幼児の成長に必須な成分で成長を促進する働きがあります。集中力をサポートし、疲労感を軽減ます。また、肌の抗酸化、ストレスの軽減、食欲の抑制や脂肪燃焼などの働きも期待されています。また、分解してヒスタミンを生じることも知られています。
ヒスチジンの効果・効能・働き
ヒスチジンは、子供が体内で十分な量を合成することが出来ない必須アミノ酸の一つ。子供の成長に関係してくる栄養素なので食品などから積極的に摂りたい成分です。また、集中力や記憶力の向上にも関係しているといわれています。
ヒスチジンは、アレルギー反応を引き起こす「ヒスタミン」の前駆体ですが、「ヒスタミン」は脳内では神経伝達物質として機能しており、血管を広げたり、不安を和らげる働きがあります。ここでは、ヒスチジンの働きのうちいくつかをご紹介します。
・疲労感の軽減や頭の冴えをサポート
日常生活で疲労を感じる方の疲労感を軽減し、頭が冴えない・注意力低下といった疲労に伴う感覚の緩和、単純な記憶や判断を必要とする作業の効率向上に役立つ機能があることが報告されています。
・子供の発育を助ける
子どもの場合、ヒスチジンなどのアミノ酸は体内で十分合成できません。このアミノ酸は成長ホルモンの合成に必要なアミノ酸で、食事から積極的に補う必要ばあります。
・シミやそばかすの予防
紫外線から肌を守り、シミやそばかすを防ぎます。ヒスチジンを合成できる大人でもヒスチジンが不足してくると、皮膚疾患などを引き起こす恐れがあります。
ヒスチジンを多く含む食品や食材
ヒスチジンが多く含まれている食品は、カツオ、マグロ、サバ等の魚介類、そして鶏肉などに多く含まれます。出典:「食品成分データベース」(文部科学省)(http://fooddb.mext.go.jp/)を加工して作成
食品成分(可食部100g当たり) | ヒスチジン含有量(mg) |
---|---|
魚介類/(かつお類)/かつお/春獲り、生 | 2500 |
魚介類/(まぐろ類)/くろまぐろ/赤身、生 | 2400 |
魚介類/(いわし類)/うるめいわし/丸干し | 2300 |
肉類/うし/[加工品]/ビーフジャーキー | 2200 |
魚介類/(かつお類)/そうだがつお/生 | 2100 |
魚介類/(まぐろ類)/めじまぐろ/生 | 2100 |
魚介類/(まぐろ類)/きはだ/生 | 2100 |
魚介類/(いわし類)/たたみいわし | 2000 |
魚介類/ぶり/成魚/焼き | 2000 |
魚介類/(かじき類)/まかじき/生 | 1900 |
肉類/にわとり/[若鶏肉]/むね、皮なし、焼き | 1900 |
魚介類/(まぐろ類)/めばち/生 | 1900 |
魚介類/(さば類)/ごまさば/焼き | 1900 |
魚介類/にしん/かずのこ/乾 | 1800 |
魚介類/(たら類)/まだら/干しだら | 1800 |
魚介類/(かじき類)/くろかじき/生 | 1800 |
穀類/こむぎ/[その他]/小麦たんぱく/粉末状 | 1800 |
魚介類/ぶり/成魚/生 | 1700 |
肉類/にわとり/[若鶏肉]/むね、皮つき、焼き | 1700 |
魚介類/(まぐろ類)/くろまぐろ/脂身、生 | 1700 |
豆類/だいず/[その他]/大豆たんぱく/繊維状大豆たんぱく | 1700 |
魚介類/(いわし類)/まいわし/丸干し | 1700 |
豆類/だいず/[その他]/大豆たんぱく/濃縮大豆たんぱく | 1700 |
魚介類/(まぐろ類) めばち 赤身 生 | 1700 |
魚介類/(さば類)/加工品/塩さば | 1600 |
魚介類/(まぐろ類)/びんなが/生 | 1600 |
肉類/ぶた/[大型種肉]/ヒレ、赤肉、焼き | 1600 |
魚介類/(さば類)/まさば/焼き | 1600 |
まとめ
ヒスチジンは子供には十分生成できない必須アミノ酸のひとつ。赤身魚(マグロ、カツオ、イワシ等)に多く含まれていますが、
赤身魚を常温に放置する等の不適切な管理をすると、ヒスタミンが生成されます。ヒスタミンを100ミリグラム以上食べると、食中毒を発症するとされています。なるべく早く調理して食べようにしましょう。
ヒスタミンは加熱処理しても残ってしまう成分なので、食材の保管は、低温にし十分に温度管理に気をつけ、細菌を増やさないように気を付けましょうね。
疲れてしんどい、紫外線が気になる方などは、不足しないようバランスの良い食事を心がけてみてくださいね。食事からのヒスチジンの摂取は安全だとされいていますが、アレルギー反応がでる場合もありますので多く摂りすぎることは控えましょう。
ローヤルゼリー(王乳)には特有成分のデセン酸をはじめ、体が必要とする9種類の必須アミノ酸のほか、15種類のその他のアミノ酸も豊富に含まれています。
ローヤルゼリーのタンパク質のアミノ酸スコア(必須アミノ酸の含有バランスの指標)は、100 。ビタミン・ミネラル類なども含有され様々な栄養を含んでいます。
健康維持や体調維持のための栄養補助に、今まで不足しがちだった栄養素を補うために、サプリメントを上手く取り入れてみましょう。