ローヤルゼリーの成分・栄養素、必須アミノ酸のメチオニンとは?

メチオニンという栄養素についてご存知でしょうか?
メチオニンは9種類の必須アミノ酸のひとつで、体のたんぱく質の組み立てに必要不可欠なアミノ酸の一種です。

必須アミノ酸とは
バリンロイシンイソロイシンリジントレオニン(スレオニン)メチオニンヒスチジンフェニルアラニントリプトファンの9種類あり、体内で合成されにくいため、食事から摂取しなければならないアミノ酸です。

ローヤルゼリーには体が必要とする9種類の必須アミノ酸のほか、15種類のその他のアミノ酸も豊富に含まれています。
ローヤルゼリーのタンパク質のアミノ酸スコア(必須アミノ酸の含有バランスの指標)は、最高値の100 。ビタミン・ミネラル類なども含有され、様々な栄養を含んでいます。

ここでは、肝機能を高めたり、アレルギーの原因となるヒスタミンを抑える働きがあるメチオニンについてまとめました。

メチオニンとは

メチオニンとは、必須アミノ酸のひとつで、食事から栄養分として摂取しなければならない成分です。肝機能を高めたり、アレルギーの原因となるヒスタミンを抑える働きが期待されています。

花粉症やかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの血中濃度を下げる働きがあり、また、メチオニンが不足すると利尿機能が低下し、老廃物が排出されずむくみを起こしたり動脈硬化や抜け毛の原因となります。

ただし、メチオニンは過剰に摂取するとめまいや嘔吐などの副作用が起きたり、肝臓の機能を低下させたり動脈硬化のリスクを高めたりするので注意が必要です。一日あたり5g以上の摂取は控えましょう。

メチオニンの効果・効能・働き

メチオニンは必須アミノ酸の一種で、肝機能を高めたり、花粉症やかゆみなどのアレルギーの原因となるヒスタミンを抑える働きがあります。また、不足するとむくみの原因にもなります。

メチオニン

コレステロールや動脈硬化、むくみが気になっていませんか?メチオニンはヒスタミンを抑える以外にも、さまざまな効果があります。そんなメチオニンの働きのうちいくつかをご紹介します。

・アレルギー症状をの緩和
メチオニンはアレルギーを引き起こすヒスタミンの働きを抑制する働きがあります。血液中のヒスタミン濃度を抑えることで、アレルギー症状を抑制する効果が期待できます。

・肝機能を高める効果
メチオニンは肝臓の働きを促進させ血液中のコレステロールを燃焼をサポートして脂肪蓄積を防ぐ働きがあります。脂肪やアルコールの過剰摂取による脂肪肝を予防します。

・老化防止の効果
メチオニンは、抗酸化作用を持つミネラルのセレンを運ぶ働きを担っています。活性酸素の過剰発生を防ぐことで、体内外の老化を予防をサポートします。

メチオニンを多く含む食品や食材

メチオニンが多く含まれている食品は魚介類、大豆そして鶏肉などに多く含まれます。そのほか牛乳などの乳製品にも多く含有しています。出典:「食品成分データベース」(文部科学省)(http://fooddb.mext.go.jp/)を加工して作成

食品成分(可食部100g当たり) メチオニン含有量(mg)
魚介類/(さば類)/ごまさば/さば節 2400
魚介類/(たら類)/まだら/干しだら 2200
魚介類/(いわし類)/かたくちいわし/煮干し 1900
魚介類/いかなご/煮干し 1300
魚介類/(たら類)/すけとうだら/すきみだら 1300
穀類/こむぎ/[その他]/小麦たんぱく/粉末状 1300
魚介類/(いわし類)/うるめいわし/丸干し 1300
乳類/(チーズ類)/ナチュラルチーズ/パルメザン 1200
種実類/ブラジルナッツ/フライ、味付け 1200
肉類/にわとり/[若鶏肉]/むね、皮なし、焼き 1100
肉類/ぶた/[大型種肉]/ヒレ、赤肉、焼き 1100
魚介類/(かつお類)/加工品/なまり節 1100
魚介類/(いわし類)/しらす干し/半乾燥品 1100
魚介類/(いわし類)/まいわし/丸干し 960
肉類/にわとり/[若鶏肉]/むね、皮つき、焼き 930
魚介類/(さけ・ます類)/しろさけ/新巻き、焼き 900
魚介類/(あじ類)/むろあじ/焼き 900
魚介類/(さけ・ます類)/べにざけ/焼き 880
魚介類/(さば類)/ごまさば/焼き 880
魚介類/(さけ・ます類)/さくらます/焼き 880
魚介類/(さけ・ます類)/からふとます/焼き 870
種実類/すいか/いり、味付け 870
魚介類/(あじ類)/まるあじ/焼き 850

まとめ

メチオニンは肝機能を向上や、アルコールの代謝、アレルギー予防など多くの効果や働きがあり大切な必須アミノ酸です。毎日の健康を維持やアンチエイジングのために、しっかり摂取したいアミノ酸ですね。

ただし、メチオニンは過剰に摂取するとめまいや嘔吐などの副作用が起きたり、肝臓の機能を低下させたり動脈硬化のリスクを高めたりするので注意が必要です。一日あたり5g以上の摂取は控えましょう。

メチオニンは魚介、肉、乳製品、小麦や大豆などさまざまな食品の中に含まれています。アーモンドやカシューナッツなどにも豊富に含まれています。おやつやお酒のおつまみとして、食べることが多い食品ですね。ナッツ類はオイレン酸やミネラルも豊富なので1日5~10粒程度がおすすめです。

ローヤルゼリー(王乳)には特有成分のデセン酸をはじめ、体が必要とする9種類の必須アミノ酸のほか、15種類のその他のアミノ酸も豊富に含まれています。
ローヤルゼリーのタンパク質のアミノ酸スコア(必須アミノ酸の含有バランスの指標)は、100 。ビタミン・ミネラル類なども含有され様々な栄養を含んでいます。
健康維持や体調維持のための栄養補助に、今まで不足しがちだった栄養素を補うために、サプリメントを上手く取り入れてみましょう。

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